木曜昼
5日(小習 ) 12日(四ケ伝) 19日 (花月)
木曜夜
5日(小習 ) 12日(四ケ伝) 20日(金)(花月)
土曜
7日 (小習) 14日(四ケ伝) 21日 (花月)
大掃除 28日(土)
初釜は、2日に分けず、合同で
11日 (土曜)で開催致します。
木曜昼
11日(初釜) 23日(小習 四ケ伝) 30日 (花月)
木曜夜
11日(初釜) 23日(小習 四ケ伝) 30日(花月)
土曜
11日 (初釜) 18日(小習 四ケ伝) 25日 (花月)
茶道を始めたい!と思う方の理由はさまざまです。又、始める方の時期もさまざまです。
当教室では、初心者の方から、茶道教師を目指す方まで、また年齢もお子様から年配者まで対応しております。
素晴らしい日本の伝統文化を集約したものが"茶道"です。千利休によって大成された侘茶は、江戸時代の長い鎖国政策の中ゆっくり熟成された日本人の心の文化です。日本人として生まれて茶道を知らないのは勿体ない話です。”良いものがあってもそれを知らなければ、それは無きに等しい”と松下幸之助さんは仰っておられます。
私は、基本に忠実に、そして点前手続きの中から いにしえの日本人の心の動き等を読み解けるようにご指導できればと思っております。茶の湯の作法は意味があって出来たものだと思いますが それらの意味が忘れられて形だけが残ったものが多く存在致します。点前をしっかり勉強する事によって少しでもその意味が見えてくるように思います。点前手続きは宝の山なのです。
稽古は 灰形作りに始まる準備からきちんとお教えしたいと思っております。
第一週目:小習 第二週目:四ヶ伝
第三週目:七事式 第四週目:相伝
として全般を漏れなく稽古できるようにしております。
茶事は 正午、朝茶、口切、夜咄等 季節に応じた茶事を客組5人で開催。
八月は七事式の集中稽古です。
稽古 曜日 時間
木曜日 昼 = 13:00~18:00
木曜日 夜 = 18:30~22:00
土曜日 = 10:00~18:00
稽古はお見えになった方から順番に致します。
お急ぎで 自分の点前が終わったら帰ることも その後他の人のお点前を見学しているのも自由です。
稽古の最初からおいでになることをお勧め致しますが 御自分の都合のよい時間にお見えになっても結構です。
ことば
私達は茶道の真の相を学び それを実践にうつしてたえず己の心をかえりみて、一盈を手にしては 多くの恩愛に感謝をささげ、お互いに人々によって生かされていることを知る茶道のよさをみんなに伝えるよう努力しましょう
一、他人をあなどることなく、いつも思いやりが先に立つように
一、家元は親、同門は兄弟で、共に一体であるから、誰にあっても合掌する心を忘れぬように
一、道を修め、なお励みつつも 初心を忘れぬように
一、豊かな心で、人々に交わり、世の中が明るく暮らせるように
初釜は、昨年まで2日に分けておりましたが、
合同で13日(月曜 成人の日)に開催致します。
13日(初釜) 23日(小習 四ケ伝) 30日 (花月)
木曜夜
13日(初釜) 23日(小習 四ケ伝) 30日(花月)
土曜
13日 (初釜) 18日(小習 四ケ伝) 25日 (花月)
◆講師紹介
【金井宗繁】
裏千家茶道教授
法政大学茶道研究会 師範 https://twitter.com/hoseitea2018
陶芸家としても 雅号「紫晴」で楽茶盌を製作。平成28年4月 日本橋三越本店で第7回個展。http://www.raku-shisei.com
紀尾井町ロータリークラブ会員 http://www.kioicho-rc.jp/
【金井宗智】
裏千家茶道正教授
法政大学茶道研究会 https://twitter.com/hoseitea2018
中央大学高等学校 茶道講師 http://www.school-sys.com/chuo-hs/020/070_1/
東京家政学院中学高等学校 茶道非常勤講師http://www.edulog.jp/kasei-gakuin/archives/1408
家政学院茶道動画 https://youtu.be/xjMgIZsfCcc
伸芽会 茶道指導 http://www.shinga-s-club.jp/news/post/post-89/
若葉会主宰
経済産業省 芙蓉会 茶道講師
茶懐石宗紘流 師範 http://recipe.fbservice.co.jp/watasi/leuune/goto.htm
書道師範
趣味:能(金春流)
一般コース : 入門~奥伝 月3回 相伝別稽古
七事式(花月)コースAB
Aコース : 月1回 経験者
Bコース : 月1回 初心者 Bコースは将来
一般コースに進
む事も可能です。
客の作法コース : お茶やお菓子の頂き方のみの
稽古となります。
子供コース 小学3年生~
低学年の場合は、お教できるかどうか、
一度お会いして判断させて頂きます。
(書道教室)検討中
玄関を入りましたら備え付けのアルコール消毒液をお使いください。
階段の手すりを触っていますので、稽古場に入りましたら、水屋で手をお洗い下さい。
稽古はマスク着用でお願い致します。
お菓子は手袋を用いて盛り付けをお願い致します。
茶巾は続けて使い廻しをしないでくだささい。
濃茶も薄茶も客一人として飲み廻しは避けてください。
ソーシャルディスタンスを気に掛けてください。
使ったもので手に触れたもの、茶盌、茶巾、茶筅、柄杓の手に触れる部分、水指、菓子鉢、菓子箸などは熱湯消毒を致します。茶入、棗、茶杓、は水につけることが出来ません。テッシュなどで丁寧に清めてください。
お帰りの際も階段の手すりに触りますので玄関で消毒をしてお帰り下さい。
茶道とは
このホームページの冒頭でも書いたように、茶道は桃山期に千利休が侘茶道茶として完成されました。
江戸時代に入り家光の鎖国政策のもと、日本は独自の文化を発展させてゆきます。
例えば、剣術は剣道と、柔術は柔道と、書は書道と、そして茶の湯は茶道と呼ばれることになります。日本ではあらゆるものが道と言う言葉で括られることになります。
つまり「術」から「道」へと進化するのです。これは技術に精神が宿ってゆく事を意味するのだと思います。
江戸時代と言うと、士農工商のもと農民は厳しい生活を強いられ、農民一揆等暗いイメージで見られがちですが、決してそうではありません。
渡辺京著「逝きし世の面影」に苦しかったのは武士階級で農民はむしろ豊かであったと記されております。
この250年に渉る鎖国の中で日本の文化はゆりかごの中でゆっくりとその独自な文化を育んでゆきます。
本阿弥光悦が国宝「不二山」という白楽茶盌、鶴下絵三十六歌仙和歌巻を作り、宗達の風神雷神、俳諧の松尾芭蕉、江戸後期に現れた浮世絵、そして茶の湯は武家階級から元禄を経て享保の頃になると多くの町人達も楽しむことが出来るようになりました。
茶道がこのように発展したのは、日本人の琴線に深く響いたからだと思います。
私たちはお茶を頂く時、「お点前頂戴致します。」と言います。ここに「点前手続き」という言葉があります。「手続き」は点前の作法順序を指します。では「点前」とは何でしょうか?
「点前」とは「心」を指すのではないでしょうか?「点前手続き」は「心の手続き」と読み替えられます。つまり「お点前頂戴致します。」はお茶を点ててくださった方の「心」を頂戴致しますと言っている訳です。一服のお茶を頂くと共にお点前をしてくれた方の心も頂戴すると言っている訳です。
これひとつ取って見ても茶道の奥の深さを感じざるを得ません。
日本人として生まれて、茶道を知らずして人生を過ごしてゆくのは誠に勿体ないことだと思います。
1人でも多くの方に茶道に触れて貰いたく稽古場を開いております。どうぞお気軽に門を叩いて下さい。
稽古場とは、茶道を中心にした異業種交流の場、共通の話題は茶道ですから話の糸口を探す必要はありません。ここで一気に世界観は広がります。そして当稽古場は小学3年生から90歳まで老若男女の集まりです。ご夫妻でお見えの方、親子でお見えの方もいらっしゃいます。
そこには四季折々の茶花、お菓子、お軸や日本各地の焼物、日本の伝統芸術一般、旬の食べ物、歴史の話など、こんな素晴らしい国に生まれたことに感謝の念が湧くと思います。
そこでお点前を学ぶ訳ですが、点前をするということは皆に見られるわけで否が応でも軽い緊張感を持つ時間となります。これが精神衛生上大変良いことで、何時までもクリアな頭で、若々しく若々しく居られる理由がここにあるように思われます。
日本人に生まれてお茶を知らないで一生を過ごすのは誠に勿体ない限りだと思います。
茶盌に関して長年書き溜めていた原稿が、この度一冊の本として纏め上げることが出来、里文出版から上梓の運びとなりまた。
本の前半では、楽茶盌とはどのようなものかを、独学で茶盌造りを研究した私の道のりを辿ることによって理解していただけたらと思います。
後半では茶盌の見方を理解するのは、ご自身で造ってみるのが一番の早道と思い、茶盌の各部分をどのような考えで造るかを詳述することによって楽茶盌をより一層楽しく鑑賞出来るようになれるのではないかとの思いで書いております。
上梓にあたり、鵬雲斎大宗匠様に序文をお願いしました所、心温まる一文を頂戴いたしました。感謝の念で一杯です。
すでにアマゾンや、版元.comで紹介されておりますが、お求めは当方でお願いいたします。
ご購読賜りましてご講評賜れば幸甚でございます。
日日是好日
公式ブログ『国際インテリジェンス機密ファイル』より
『日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあせ』森下典著
・毎日がよい日。雨の日は、雨を聴くこと。
・会いたいと思ったら、会わなければならない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。
・毎週土曜日の午後、私は歩いて十分ほどのところにある一軒の家に向かう。
・私は、庭に面した静かな部屋に入り、畳に座って、お湯を沸かし、お茶を点て、それを飲む。ただそれだけを繰り返す。
・そんな週一回のお茶の稽古を、大学生のころから25年間続けてきた。
・生きにくい時代を生きるとき、真っ暗闇の中で自信を失ったとき、お茶は教えてくれる。「長い目で、今を生きろ」と。
・頭で考えようとしないこと。
・「習うより、慣れろ」
・ひたすらお点前を繰り返す稽古が始まった。順番を暗記しようとしたら、先生にぴしゃりと止められた。「そうやって、頭で覚えちゃダメなの。稽古は、一回でも多くすることなの。そのうち、手が勝手に動くようになるから」
・「神は細部に宿る」という言葉があるけれど、お茶は細部にわたるこだわりの集合でできていた。
・自然に身を任せ、時を過ごすこと。
・茶道はむかし、身分ある男たちの教養で、名のある武士たちは必ず、お茶をたしなんだ。豊臣秀吉は、利休を戦場にまで伴って、茶を点てさせたという。
・だけど、今のお茶会は「女の海」だ。茶道が男のものだったことが、今では信じられないほどだ。
・先生は言う。「お釜の前に座ったら、ちゃんとお釜の前にいなさい。心を『無』にして集中するのよ」
・20年お茶をやっていても、私はちっとも「無」になってなれない。頭の中が、考え事に占領されている。
・雨は、降りしきっていた。私は息詰まるような感動の中に座っていた。雨の日は、雨を聴く。雪の日は、雪を見る。夏には、暑さを、冬には、身の切れるような寒さを味わう。どんな日も、その日を思う存分味わう。お茶とは、そういう「生き方」なのだ。そうやって生きれば、人間はたとえ、まわりが「苦境」と呼ぶような事態に遭遇しても、その状況を楽しんで生きていけるかもしれないのだ。
※コメント
あらためて、茶道の素晴らしさ、
日本文化の良さを噛みしめた。
茶道の研究と修行をなんらかの形ではじめたい。
庭の卜伴が咲きました。それも紅白です。
今まで白い花弁は出たことはなく、花弁は赤一色でした。花がお祝いをしてくれたのです。書き溜めていた原稿がやっと本となり今月末、上梓されます。
もう随分前になりますが、家内が教授を頂いたときに、母が大切に育てていた、庭の椿、加茂本阿弥の白い花弁に赤の花弁が加わり紅白で咲きました。我が家にはお祝いをして見守ってくれている人がいるようです。
湿し灰造り
炉での炭手前が楽しみです。